職種別の仕事内容

仕事内容を職種別にチェック!

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勤務形態

勤務形態

定期巡回・随時対応型訪問介護看護では訪問介護員や看護職員の他、業界では珍しいオペレーターという職種を含む5職種の職員が働いています。定期巡回・随時対応型訪問介護看護は24時間365日体制なので夜勤も日勤もあります。オペレーターはオンコール体制を確保しておかなければなりません。また、通報内容によっては利用者宅へ行く訪問介護員や介護職員も必要です。勤務形態は複数あり、正社員の他にもパートから夜勤専従とさまざまです。定期巡回・随時対応型訪問介護看護では勤務形態や就業形態が選びやすいという特徴があります。

訪問介護員の業務内容

訪問介護員は一般的な訪問介護と同じ業務を行います。家事などの生活援助、食事や排泄の介護などが主な業務です。人員基準では定期巡回と随時訪問のそれぞれのサービスにおいて必要な人員を配置しなければなりません。
定期巡回は決められた回数を巡回します。朝は起床、排泄の介助、昼は食事の介助、夜は食事と服薬の介助などを行います。1日に何度も訪問し、安否確認や健康チェック、見回りだけの訪問もあります。また、通報によって急遽訪問することを随時訪問といいます。

看護職員の業務内容

定期巡回・随時対応型訪問介護看護の看護職員は、利用者の健康チェック、リハビリ、点滴などの医療行為が主な業務です。主治医が緊急性の高い状態と判断した際に医師の指示によって随時訪問します。また、定期的に看護職員が訪問して健康チェックを行います。訪問介護のみの利用であっても看護職員は定期的に看護を行います。

オペレーターの業務内容

利用者や家族から緊急の連絡を受けて随時対応するのがオペレーターです。対処法を提示し、緊急性が高い場合は介護職員や看護職員を訪問させます。通報内容から状況を正しく判断して適切な指示を出す重要な仕事です。

計画作成責任者の業務内容

訪問介護のサービス提供責任者と同じような役割で、定期巡回の支援計画を作成します。利用者のニーズや課題をヒアリングして、ケアマネジャーが作成したケアプランや他の介護サービスの利用状況に応じて訪問回数などを決めます。利用者一人ひとりをモニタリングして各職員や主治医と連携し計画を更新していきます。

管理者の業務内容

管理者は予算管理や運営に関する管理業務を行います。関連事業所や利用者とその家族との調整も行います。スタッフのシフト管理や指導も行います。

訪問介護員の給与

看護師、介護福祉士、ヘルパーなど担当する仕事によっても給与に違いはありますが、24時間体制でシフト勤務が多く夜勤などもあるため、比較的給与は高いです。正社員では29万円前後、アルバイトやパートでは時給2,800円以上となっています。

定期巡回・随時対応型訪問介護看護に興味がある方へ

  • どんな人が向いているか どんな人が向いているか

    定期巡回・随時対応型訪問介護看護では利用者の自宅へ一人で訪問しますが、利用者を一人で担当するわけではありません。介護・看護・オペレーターなど各職種がチームで担当するためチーム間の連携がとても大切です。そのため、協調性をもってチームワークをとれる人に向いています。コミュニケーションスキルは必要ですが、利用者とのコミュニケーションは「聞き役」になれる人が良いでしょう。最も重要なのは健康で体力があることです。